元アパレル販売員のふみです!
アパレル業界ってけっこう華やかなイメージで、ファッションが好きだから、みたいな理由で安易に目指している人って多いですよね。
僕もそのうちの一人でした。
その人たちに言いたい。
もう販売員はオワコンであると言うことを。
簡単に元アパレル販売員の僕がなぜアパレルがオワコンなのか実体験を元に説明していくよ。
休みがシフト制なので長期休暇が取れない
サービス業全般に言えることなんですけど、基本的にシフト制なんですよ。
これって何がめんどくさいかって、1ヶ月後、2ヶ月後の予定が立てづらいのと長期休暇が取れないってことなんです。
販売員として1年間働いた中で、3連休もらったのは一回だけでしたね。しかも辞める直前。
土日祝日は稼ぎ時なので、ほぼ出勤でしたし、それ故に友達と休みが合うことがほとんどなかったですね。
おまけにお店の閉店って20時過ぎとか20時30分の場合が多くてそっから締め作業とかしても21時以降にお店を出るわけですよ。
1時間かけて通勤しているとかだったら家着くの22時だし。普通だったら、もう風呂入って寝る時間ですよ。
平日にちょっとご飯って流れでも21時過ぎまで友達待たせてご飯食べるのはしんどいでしょ?笑
長期休暇がないと旅行にもいけない。海外旅行とか夢のまた夢なわけですよ。
社販で自社の商品を買って金欠
会社が女性用のものを販売していたので、僕は買う必要なかったので大丈夫だったんですけど、やっぱり同期とかは毎月商品を購入していたのでそれなりに家計は圧迫されてましたね。
社販もたいして安くないんですよ。ウチは30%でした。これは原価が高いため利益率が少なくて割引しにくいって言うポジティブな解釈もできるんですけど、まぁ商品自体の単価が数万だったんでまぁたいしてお得感はないですね。
毎月、トレンドの服を購入して違う商品を着こなしていかなければいけないので、それなりにお金はかかります。
しかも年齢とともに人間の好みは変わっていくので、いつまでも同じブランドの服が好きか限らないんですよね。
入社してずっと同じブランドの服ばっかり着るってイヤじゃないですか?
業界の平均的な給与が低い

僕の会社は基本給が20万超えていたのでまぁ標準的だったんですけど、他のアパレル会社の給与は総合職で18万とかがデフォルトだった気がします。
一般職だったら16万とかそのレベルかな?
やっぱり低いなーって就活してる時に思いました。
だからこそ基本給が20万切るところには就職したくなかったですね。
18万で入社して、基本給を2万あげるのに何年かかるんだって話ですから。
僕がいた会社は業界的に見ても給与はそれほど低くありませんでした。残業込みで1年目から手取り30万超えてましたし。残業めっちゃしてましたけど。
それでも販売員からすれば多分考えられないんじゃないかと思われます。
とにかく一生安月給でもいいって人以外は入らない方が良い業界ではありますね。
もう店売りの時代は終わり
もう店売りの時代は終わりました。
今だったらゾゾタウンとか最近ではAmazonもファッションに乗り出すことを明言してるんで、ECが熱いです。むしろ飽和気味ですが。
もうアナログな商売からデジタルな商売に移行した方がいいですね。
それにデジタルな商売の方がビジネスモデルから見ても利益率がいいし効率的なんで儲かるんですよ。あとはメルカリとか。
今からアパレル販売員になりたい!って人は時代背景とかもマジで考えた方がいいですね。
服にこだわりがある人は目で見て買いたいって人も多いって先入観ありますけど、そういう人たちのパイはどんどん縮小していくと思います。
僕も就活してた時はネットでモノ買うなんて考えられない!目で見たものでしか買えない!って思ってましたけど、普通に返品OKだったりするんで店舗に行くより早く安く買うことができることに気付いてからすっかりネットでモノ買いまくりです。
百貨店とか完全に落ち目じゃないですか。僕は就活してた当時は入りたかったですけど。
今の自分だったら百貨店なんて絶対目指さないですね。
とにかく、店舗からネットへ消費者も移行してきているので、どの業界が食っていけるのかってのも就職するときには見極めた方がいいです。
まとめ
アパレル販売員はやめとけ。
拘束時間が長いくせに給料は低い。転職しようと思ってもバイトでできる仕事だから手に職もつかない。
てかそもそもバイトでもできる仕事を社員が20万もらってやるって構図がどう考えてもおかしい。
世界的企業のユニクロだって販売員置いてないでしょ?ユニクロは必要な時だけ販売員に助けてもらい他は客自身が全て買い物を完結させるというヘルプユアセルフ方式を取っています。
もうやたらと話しかける販売員はいらないんです。
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