Javaの環境構築!MacでEclipseをインストールして日本語化する方法!

Javaの環境構築!Eclipseのインストール方法

客先でJavaを使うことになったので、早速私用のパソコンに開発環境を作ろうと思ってEclipseをインストールしたのですが、、、

なんかうまくできなかったーーー!!!

しかも今「Eclipse インストール Mac」とかで調べて出てくる記事、ほぼ情報が古い!2016年の記事がなぜ検索上位にくるんじゃーーー!

ってことで、ちょっと手こずった、いや、かなり手こずったので、ぼくが代わりにEclipseのインストール方法を書いておきますね!

この記事は初めてJavaを触ります!という、ぼくみたいな人にはもってこいの記事になっております!

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Eclipseをインストールする2つの方法(Mac版)

インストール方法は大きく以下の2つに分けられます。

 

  1. JDK」と「PleiadesEclipseを日本語化するプラグイン)」がパッケージ化されている「Pleiades All in One」をダウンロードする方法
  2.  個別に「JDK」「Pleiades」「Eclipse」をインストールする方法

 

です。

なんやら聞きなれない英語が出てきましたね。

  • Eclipse
  • JDK
  • Pleiades
  • Pleiades All in One

それぞれ説明します。

Eclipseとは

統合開発環境(IDE)の一つです。簡単にいうとこれをダウンロードすればJavaをすぐに使えるようになります。もともと英語仕様なので、日本語化するプラグインを導入する必要があります。

JDKとは

Java Development Kit と呼ばれるソフトウェアです。これがないとEclipseは動きません。というかJavaが動きません。ちなみに最新版は2018年3月31日時点で「Java SE 10」です。今回は「Java SE 8」をインストールしていきます。

Pleiadeとは

Eclipseを日本語化するプラグインです。上述の通り、Eclipseはもともと英語仕様です。英語でも使えなくはないのですが、細かい設定とかしようと思った時にやっぱり不便なのでこのプラグインを導入するわけです。実はこのプラグインの設定がややこしくて二転三転するわけですが、わかりやすく説明したのでご安心ください。

Pleiades All in Oneとは

上記の「JDK」と「Pleiade」がパッケージ化されているEclipseのことです。要するに、Pleiades All in Oneをインストールするだけで、めんどうなJDKのダウンロード作業Pleiadeの日本語化作業をすべてスキップして、すぐにEclipseが使えるようになるという優れものなのです。

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今回は

  1. JDK」と「PleiadesEclipseを日本語化するプラグイン)」がパッケージ化されている「Pleiades All in One」をダウンロードする方法
  2.  個別に「JDK」「Pleiades」「Eclipse」をインストールする方法

この①と②の両方を説明していきます!

①はめっちゃ簡単です。ダウンロードすればすぐ使えるようになります。簡単です。でもぼくはなぜかうまくいかなかったので②の方法でEclipseをインストールしました。

②は気持ちややこしいですけど、この記事の通りにやっていただければ問題なくできます。

では説明していきますが、その前にまずは、PCにJDKがインストールされているか確認していきましょう。

JDKがインストールされているか確認する方法

ターミナルを開きます。以下のコードを入力します。

 

Java

 

実行してみましょう。

 

JDKをインストールする方法

 

このように出てきたらJDKはインストールされていません。

もしインストールされている場合は、

 

Java

 

こんな感じに表示されると思います。画像では、バージョンが「1.8.0_161」であることがわかります。

実は、JDKのバージョンがEclipseが推奨しているバージョンと合わない、もしくはJDK自体がインストールされていないと、Eclipseを起動させる時に、

 

Eclipse

 

このような表示が出てしまいます。

もしJDKが初めから入っている場合は、削除してから試してみてもいいかもしれません。

今回はJDKがインストールされていない状態というのを前提にお話していきます。では、JDKが入っているかどうか確認できたところでEclipseのインストールに入っていきます。

①Pleiades All in Oneをインストールする方法

①はめっちゃ簡単です。

MergeDoc Project ←こちらのサイトにいき、

 

 

これをダウンロードするだけ。

2018年3月31日時点では「Eclipse 4.7 Oxygen」が最新版です。こちらをダウンロードすれば問題なく使えるようになるでしょう。

注意点としては、回線が細いとダウンロードに時間がかかります。ぼくは20分ぐらいかかりました。

ただ、ぼくの場合、これだとうまくいきませんでしたので、方法②を決行することにしました。

②個別に「JDK」「Pleiades」「Eclipse」をインストールする方法

手順1 JDKのインストール

Java SE Development Kit 8 Downloadsのページにいきます。

「Java SE Development Kit 8u161」の「Accsept License Agreement」にチェックを入れて「macOS」の「jdk-8u161-macosx-x64.dmg」をクリックします。

 

JDKインストール

 

ファイルがダウンロードされたあと、ファイルを開きます。

 

JDKのインストール

 

アイコンをダブルクリックし、インストーラー画面になり、「続ける」を押し、次の画面で「インストール」を押していけばインストールすることができます。

本当にインストールされたことを確認したい方は、ターミナルで先ほどの

を入力してみると、

 

Java

 

この画面を確認できるでしょう。これで「JDK」をインストールすることができました。

手順2 Eclipseのインストール

Eclipse IDE DOWNLOADSにいきます。

 

Eclipse

 

「Eclipse IDE for Java Developers」の「64bit」をクリック。

 

Eclipse

 

「DOWNLOAD」をクリックし、Eclipseをダウンロードしてください。

ダウンロードしたファイルを開くと、下のような画面になります。

 

Eclipse

「Eclipse.app」を「Applications」フォルダにドラッグ&ドロップしてください。これで「Eclipse」のインストールができました。

Finderを開き実際にEclipseを開いてみると日本語化されていないEclipseを開くことができると思います。

 

workspace

 

このようにWorkspaceを作成する画面が出てきたら起動に成功しています。

この画面が確認できたら、「Launch」を押さずに「×」か「Cancel」ボタンを押してください。次に日本語化の作業に入ります。

手順3 Pleiadesのインストール

Doc Projectにいきまして、下にスクロールします。

 

Pleiades

 

「Mac」ボタンをクリックし、Pleiadesプラグインをダウンロードします。

 

Pleiades

 

ダウンロードしたファイル「pleiades-mac-.zip」をダブルクリックすると「pleiades-mac」が解凍されます。

「pleiades-mac」をフォルダごと移動(コピペ)させます。移動させる場所を説明していきます。

 

Eclipse

 

アプリケーションで、「Eclipse」を右クリックして「パッケージの内容を表示」をクリックします。(ぼくの場合、拡張子を表示させているので「Eclipse.app」になっています)

そして、「Contents」→「Eclipse」→「dropins」を開きます。下の画像はフォルダを展開した時のイメージです。

 

Eclipse

 

そして、先ほどダウンロードした「pleiades-mac」フォルダを丸ごと移動させます。

 

Eclipse

 

ドラッグ&ドロップでも、コピペでも構いません。これで「Pleiades」をインストールできました。

手順4 「eclipse.ini」ファイルの変更

「pleiades-mac」を丸ごと移動できたら、「eclipse.ini」ファイルを開きます。「eclipse.ini」ファイルは「dropins」フォルダのすぐ下にあります。

 

Eclipse

 

開いたら、最後の2行に以下のコードを加えてください。

そのままコピペしていただければ大丈夫です。

するとこんな感じになります。

 

Atom Java

 

コードを加えたら、保存してください。エディタはメモ帳でもなんでもいいと思います。画像のテキストエディタはAtomです。

これで日本語化の完了です。実際にLaunchpadから「Eclipse」を起動させてみましょう。

先ほどのworkspaceを作成する画面↓が日本語で出てきます。(画像は英語ですが、日本語になっていれば成功です。日本語の画像を準備できませんでした。。)

 

workspace

 

以上で日本語化は完了です!そのまま右下の「Launch」ボタン(日本語だと「開始」とかかな?)を押します。すると以下の画面が表示されます。

 

Eclipse

 

このような画面が出てきたら起動に成功しています!

Eclipseのインストールの方法は以上になります!お疲れさまでした!

Eclipseをインストールしてみて思ったこととか伝えておきたいこと

最新版のJDKをインストールしてEclipseが動くかどうかは確認とっていません。「Java SE 8」をインストールしてうまくいったので、その方法をそのままお伝えしています。

おそらく「Eclipse IDE for Java EE Developers」をインストールしても問題ないと思います。(確認してないのでわかりません)

ちなみに、

このコードでJDKのバージョンを確認することができます。

 

Java

 

「Java SE 8」がインストールされていることがわかります。

どうもJDKのバージョンやEclipseのバージョンによってちょっとずつ設定の仕方も違うみたいです。

JDKを削除する方法まで記載してしまうとかなりのボリュームになってしまうので割愛しました。

「Java SE Development Kit 8u161」ではなく、「Java SE Development Kit 8u162」とかでもよかったかもしれません。

 

ぼく自身いろんな情報が錯誤していてかなり苦戦しました。。「Pleiades」と「Pleiades All in One」の違いがわからなかったり、「eclipse.ini」ファイルを書き加えるコードがバージョンによって違ったり、Eclipseをインストールしても起動できなかったり。。

Appleから「Java SE6」をインストールしたりもしましたが、全部うまくいきませんでした。笑

 

だいぶ手こずったので、自分がインストールする時に、こんな情報がひとまとめになってたらよかったのに!ってことを意識してまとめてみました。参考になれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

正社員SESエンジニア。販売と営業とせどりができます。現在は業務系のシステムを開発中。業務委託でコーポレートサイトの作成やWebアプリケーションの開発を経験。未経験からエンジニアを目指す情報発信しています。