LaravelでMySQLを使えるようにしてみました。
順序としては、こんな感じになるかなと。参考になれば幸いです。
- Xcodeのインストール
- Homebrewのインストール
- MySQLのインストール
- MySQLでデータベースの作成
- Sequel Proのダウンロード
- Laravelの.envファイルの修正
- Laravelのdatabase.phpファイルの修正
- Laravelでマイグレーション(php artisan migrate)
サクッと読める目次
Xcodeをインストールする
MySQLをインストールする方法を調べたところ、ほとんどの方がHomebrewを使っていたので、Homebrewを使ってインストールを試みます。
HomebrewをインストールするにはCommand Line Tools for Xcodeが必要らしい。
XcodeはCommand Line Tools for Xcodeを含んでいるので、XcodeをインストールすればCommand Line Tools for Xcodeも自動的にインストールされるようです。(※Xcodeのバージョンが6.1以降の場合←2018年8月で最新版が9.4とかかな?これから)
とりあえずはApp StoreからXcodeをインストールしましょう。App Store

赤枠からインストールしましょう。(ぼくはすでにインストール済みなので「開く」が表示されています)

ちなみに、XcodeはiOSアプリを開発するために必要なツールですが、開発しない人はCommand Line Tools for Xcodeのみをインストールすることも可能です。
詳細はぼくが説明するよりポテパンさんの記事をご覧いただいた方がよろしいかと思いますのよろしければご覧ください。
ポテパンさんの記事:Xcodeでcommand line toolsの導入・確認方法を徹底解説します!
Homebrewをインストールする
Xcode(Command Line Tools for Xcode)をインストールしたので、Homebrewをインストールしましょう。
Homebrewで「インストール」に書いてあるスクリプト(コマンド)をターミナルにコピペすればインストールできます。

インストールされているか確認するため、Homebrewのバージョンを調べてみましょう。問題なくインストールできていれば、以下のような実行結果が出ます。
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$ brew -v Homebrew 1.7.1 Homebrew/homebrew-core (git revision b4df; last commit 2018-08-04) fumimac:phpstudy fumi$ |
MySQLのインストール
Homebrewの準備ができたので、MySQLをインストールします。
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$ brew install mysql |
インストールできているか念のために確認しましょう。
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$ mysql --version mysql Ver 14.14 Distrib 5.7.23, for osx10.13 (x86_64) using EditLine wrapper |
MySQLの5.7が入っているのがわかります。
バージョンが確認できたら、MySQLを起動してみます。
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$ mysql.server start Starting MySQL . SUCCESS! |
起動に成功しました。
停止のコマンドと実行結果は以下の通りです。
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$ mysql.server stop Shutting down MySQL . SUCCESS! |
MySQLが起動している状態で、ログインしてみます。初期設定では、ユーザー名がrootでパスワードは設定されていませんので、以下のコマンドでログインできます。
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$ mysql -u root Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g. Your MySQL connection id is 4 Server version: 5.7.23 Homebrew Copyright (c) 2000, 2018, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its affiliates. Other names may be trademarks of their respective owners. Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement. mysql> |
mysql> と表示されていればログインに成功しています。
データベースの作成
次はデータベースを作成しましょう。データベースを作成するコマンドは以下です。最後の「;」を忘れないようにしましょう。
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CREATE DATABASE データベース名; |
ここではデーターベース名は「lara_data」とします。
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mysql> CREATE DATABASE lara_data; |
データベースを作成できたら、作成したデータベースを確認してみます。
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mysql> show databases; |
たぶんこんな感じになっているはず。
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+--------------------+ | Database | +--------------------+ | information_schema | | lara_data | | mysql | | performance_schema | | sys | +--------------------+ 5 rows in set (0.00 sec) |
ちなみに他の4つのファイル(information_schema、mysql、performance_schema、sys)は大切なファイルっぽいのでご注意を。
確認できたらログアウトしましょう。
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mysql> exit Bye //以下でも可 mysql> quit |
Laravelの.envファイルの修正
Laravelの.envファイルを修正します。修正箇所が3箇所あります。
- DB_DATABASE=homestead を先ほど作成したデータベース名に。
- DB_USERNAME=homestead をデフォルトのユーザー名の「root」に
- DB_PASSWORD=secret はデフォルトはパスワードが決まっていないので何も記述しません。
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//初期の値 DB_CONNECTION=mysql DB_HOST=127.0.0.1 DB_PORT=3306 DB_DATABASE=homestead DB_USERNAME=homestead DB_PASSWORD=secret //変更後 DB_CONNECTION=mysql DB_HOST=127.0.0.1 DB_PORT=3306 DB_DATABASE=lara_data DB_USERNAME=root DB_PASSWORD= |
Laravelのdatabase.phpファイルの修正
config / database.phpファイルを修正します。
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'connections' => [ 'sqlite' => [ 'driver' => 'sqlite', 'database' => env('DB_DATABASE', database_path('database.sqlite')), 'prefix' => '', ], 'mysql' => [ 'driver' => 'mysql', 'host' => env('DB_HOST', '127.0.0.1'), 'port' => env('DB_PORT', '3306'), //ここから 'database' => env('DB_DATABASE', 'forge'), 'username' => env('DB_USERNAME', 'forge'), //ここまでを修正 'password' => env('DB_PASSWORD', ''), 'unix_socket' => env('DB_SOCKET', ''), 'charset' => 'utf8mb4', 'collation' => 'utf8mb4_unicode_ci', 'prefix' => '', 'strict' => true, 'engine' => null, ], |
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'mysql' => [ 'driver' => 'mysql', 'host' => env('DB_HOST', '127.0.0.1'), 'port' => env('DB_PORT', '3306'), 'database' => env('DB_DATABASE', 'lara_data'), 'username' => env('DB_USERNAME', 'root'), |
Sequel Proでデータベースに接続する
Sequel Pro の出番です。
Sequel Proからダウンロードしてください。

Sequel Proを起動した直後の画面で、下の画像のように入力します。

「接続をテスト」を押して、接続が成功すれば下の画像のようになります。

「接続」を押下すれば、接続完了です。
Laravelでマイグレーション(php artisan migrate)
Laravelでマイグレーションをしてみます。
migrationファイルを作成してカラムを追加してもいいのですが、今回はそのままmigrateを実行してみましょう。以下がコマンドと実行結果です。
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$ php artisan migrate Migration table created successfully. Migrating: 2014_10_12_000000_create_users_table Migrated: 2014_10_12_000000_create_users_table Migrating: 2014_10_12_100000_create_password_resets_table Migrated: 2014_10_12_100000_create_password_resets_table |
作成したデータベースを選択します。見つからない場合は、左下の赤枠のボタンで更新をしてみてください。

カラムが作成されているか確認してみましょう。「内容」→「テーブル(今回はusers)」の順にクリックします。下の図のように「id」「name」などのカラムが作成されていたら成功です。

カラムに値を追加する。
カラムに値を追加します。下記のコマンドで認証機能を実装します。
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$ php artisan make:auth Authentication scaffolding generated successfully. |
localhost:8000/registerにアクセスして値を入力していきます。パスワードは6文字以上入力してください。(バリデーションがかかっているから。メールアドレスも***@***.**を守ってね)

入力できたらRegisterをクリックします。下記のページになれば成功です。

Sequel Proを内容を更新して見てみましょう。値が入力されているのがわかると思います。

データベースワケわかんないですね!笑
終わり!
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