元婦人靴販売員のふみ(@fumidadada)です。
百貨店に入っているような婦人靴を扱っていたので、パンプスに関しての専門知識には自信があります!
働いていた当時は常に女性の足元を見てどんな靴を履いているのかリサーチしていました。
勤めていた会社のパンプスを履いている女性を見た時は、それはそれはとても喜んだものです。完全に職業病。
さて、
パンプスを履けるのは女性の特権です。やっぱりパンプス履いてる女性は素敵です。
男ウケのいいパンプスを履いて、
- 気になる異性に好かれたい
- モテたい
- 女性として美しくありたい
と思われる方に男ウケのいいパンプスの選び方を
- ヒールの高さ
- ヒールのデザイン
- つま先(トゥ)のデザイン
- 素材
- 色
の順番で男の婦人靴販売員の目線を混じえてお伝えします。
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サクッと読める目次
男ウケのいいパンプスの選び方:ヒールの高さは5cm〜7cm!

ヒールの高さは7cmが王道!
ヒールの高さが3cmだとちょっと物足りないし、逆に9cm以上あると疲れちゃうという方もいると思います。
そんな方にオススメなのは、ヒールの高さが5cm〜7cmのパンプスです。
5cmは比較的安定している高さで、「7cmは高い!」という方にチャレンジしてもらいやすい高さだからです。
ヒールの高さが3cmのものより、脚もグッとキレイに見えます。
7cmは王道のヒールの高さです。靴の業界では、女性の脚が一番長く、キレイに見える高さと言われています。
ただし、彼氏さんやお目当の男性がいらっしゃる場合は、なるべく男性の背を抜かさない高さのパンプスを履くのがベターでしょう。
男は、隣に歩いている女性の身長が自分より高ければ、心の奥底では「ちょっといやだな」って思うものです。
9cm以上のヒールは履かない方がいいです。
やたら高いヒール履く人は高圧的に見えるからです。特有のギャルっぽさや夜の仕事っぽさが出てしまいますね。
ということで、ヒールの高さは7cmまでにおさえておきましょう!
男ウケのいいパンプスの選び方:ヒールの細さは細すぎず太すぎず!
ヒールのデザインは見た目だけではなく、歩きやすさもガラリと変えるもの。
ヒールが細いピンヒールになればなるほど、靴自体のシルエットは美しく見えますが、歩きにくいですよね。細すぎてもマンホールとか側溝に入ってしまいますし。
ピンヒールはパッと見た感じ高圧的でちょっと怖い印象があります。SM嬢が履くようなイメージ。
男はそんな冷酷さを求めていないので、細すぎるヒールはNGです。
では、「太ければいいのか」
と言われるとそうでもありません。太すぎるヒールも野暮ったいです。
太いヒールは安定していて、細いヒールと比べると履くのが楽ですが、美しさを感じません。
太いヒールの延長で、女性には歩きやすくて人気のあるウェッジヒールも男性にはかなり不人気です。ピンヒールを履けとは言いませんが、普通ぐらい、もしくはそれよりも細めのヒールを選ぶのが吉のようです。
前に厚みのある厚底も、女性からすればクッション代わりとなって履きやすいと思いますが、男はあんまり好きじゃありません。
ウェッジヒールもそうですが、男は厚底が苦手です。

ギャルのイメージが強い厚底のパンプス
男ウケのいいパンプスの選び方:トゥの形はラウンド〜ポインテッドで決まり!

つま先の形はラウンド〜ポインテッドがベスト
今、ご自身が履かれているトゥ(つま先)はどのデザインが多いですか?
- 先が丸くなっているラウンド
- 先が尖っているポインテッド
- 先が四角いスクエア
その人の足の形にもよるのですが、一般的に履きやすい順番で行くとスクエア→ラウンド→ポインテッドです。
スクエアは指先が広くとれるので楽に感じる一方で、ポインテッドは指先が窮屈になり歩きづらく、特に外反母趾の原因になりやすいです。
与える印象はスクエアはおばちゃんっぽい印象で、ポインテッドは性格の強めの大人のお姉さんと言った感じでしょうか。
ルブタンとかめっちゃ尖ってますし、尖ってるつま先はキツい印象を与えるのでオススメしません。
丸すぎてもガーリーなイメージを与えてしまうので、靴が一番美しくみえるシルエットのラウンドとポインテッドの中間あたりのトゥを選びましょう。
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男ウケのいいパンプスの選び方:素材は本革(天然皮革)を選ぶべし!

本革は足なじみも良くてオススメ
革靴はお手入れをすれば、いいものだと10年以上履けるものもあります。
接客したことあるお客様で、20年同じ靴を履いている方がいました。その方の靴への愛情はハンパじゃなかったですね。
「できるビジネスマン」はいい靴やスーツを着用していますよね?
それと全く同じで、「できる女」も長く履ける本革の靴を選びましょう。
やはり合皮だとどうしても質感上、安っぽさがでてしまったり、足に馴染まないので靴擦れしやすいです。
本革は履いているうちにその人の足に馴染んできますので靴擦れもおこりにくいです。
本革は価格も高いので、アフターサービスもいい。
仮に靴擦れしてしまった場合は、本格的にフィッティング(調節)してくれますので、メーカーに持っていきましょう。
フィッティングをすれば、多くの靴擦れの症状を緩和できることがあります。靴屋の店員の腕の見せ所でもあります。
専門的になりますが、高級素材のカーフと呼ばれる子牛の革で作ってある靴は柔らかくて履きやすいです。
羊の革(シープ)も柔らかいので履きやすいですね。
見かけたら通常の大人の牛の革(キップ)で作られた靴と履き比べてみてはいかがでしょうか?
男ウケのいいパンプスの選び方:色は服装と相談!ベージュや黒がベター

迷ったら黒がベター。
単純にストッキングを履いているならベージュを履けば脚を長く見せる効果が働き、冬場など黒のタイツを履く時には黒を履けば、こちらも脚を長く見せる効果が働きます。
黒は全体を締める効果があるので、足元に黒をもってくるとファッション全体のバランスがよくなります。
デザインは変に大きなリボンとかはついていない方がいいです。大ぶりのリボンは幼い印象を男性に抱かせます。
ワンポイントでリボンがあったり、シンプルなデザインが王道ですね。どの服装にも合わせやすいというメリットもあります。
シルエットの美しいパンプスは、デザインがシンプルでもオシャレですよ。
明るい派手な色を足元に持っていくのであれば、パンプスはワンポイント代わりにして、服はシンプルにする。
逆にコーディネートがカラフルであれば、足元は何の色でも合わせやすい薄めのグレーがおすすめです。
グレージュやピンクグレーという言葉があるようにグレーって何色でも合わせやすい万能色なんですよね。
地味すぎず、派手すぎずのコーディネートを心がけるには、足元(履くパンプス)を基準に組み立てるとバランスよく決めることができます。
男ウケのいいパンプスの選び方:元婦人靴の男性販売員が出した結論
男目線で見たウケのいいパンプスとは、
- ヒールの高さが7cm
- ヒールの細さが中間ぐらいから細め
- トゥの形はラウンドとポインテッドの中間あたり
- 本革(天然皮革)
- あなたに合ったパーソナルカラー
のパンプスです!
シルエットはこんな感じなのがやはり一番美しい↓↓

この形のパンプスは超絶理想
元婦人靴の販売員の本音
本音を言うと、見た目も大事ですが、ご自身の足の形に合う靴を見つけてほしいと思っています。
靴は人間が身に纏うもので唯一傷をつけてしまうものだからです。
足の形も人それぞれで、甲が薄かったり、足幅が広かったりして、なかなか足に合うパンプスが見つからないという方もいらっしゃるでしょう。
でもいろんなブランドの靴を履いていけば、いつか必ず見つかります。オーダーをしているブランドもあります。
優秀なシューフィッターに足の形を見てもらうことも解決策の1つです。
靴の木型や素材によって履き心地も全く変わってきますので、いろんなお店に行って、いろんな靴を試し履きしてみてください!
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