どうも、ふみ(@fumidadada)です。Twitterで「#新卒やめたい」が流行ったらしい。
・・・いやーわかるわー。
ぼくも新卒の時、出勤初日でやめたくなったし。自分の将来に絶望して。わかる。わかるよ。超わかる。
「65歳までこの労働が続くのか???」
って思ったらゾッとしたもんね。
初出勤でメンタル的にも気疲れしていたってのはぜったいあるけど、めっちゃ消耗してたもんね。なつかしい。
あの時に
「脱サラしなきゃ!!!会社員ムリ!」
って強く思ったから自分で稼ぐ力をスキルをつけるようになった。
今回はそんな新卒当時のことを振り返りながら、なぜ新卒が仕事を辞めたいと思うのか考えてみたい。
新卒をやめたい理由は働く目的がないから

ズバリこれ。これなんですよ。ほとんどの就活生が、初任給、会社ブランド、自分の興味関心で仕事を選んでいるわけですよ。これは間違いない。自分もそうだったから。
で、結局「就職することがゴール」になっちゃうんだよね。
違うでしょと。就職してその会社で自分がやりたいことをやることがゴールじゃないですか。
目的意識もなく会社に入った人は当然辞めるに決まってる。これは実体験からも断言できる。
ぼくはバイヤーになりたかった。でも新卒で入った会社は、バイヤー職はなかった。就活では、散々お祈りメールをもらっていて後がなくなっていたから、バイヤーを捨てて内定をもらうことを目的にシフトした。
内定をもらうためにはウソついたらいい。「内定をもらうだけ」ならね。オススメはしない。将来お店を開く気なんてサラサラなかったけど、
「将来お店を持ちたい!その時に活かせる接客スキルとマネジメントスキルを身につけたい!」
って面接で散々ウソ言ってたら内定もらえた。
もちろん雰囲気も社風にあっていたんだと思う。なんとなく自分でもわかる。で、入社した。
入社して働き始めて、なんでこの仕事をしているのかわからなくなった。なぜなら働く目的がなかったから。バイヤーになりたかったのに、バイヤーがないんだもん。ウソの志望動機で入社した会社に自分が求めているものはないに決まってる。
自分が何にも考えずに言われたことだけをやればいいって割り切れるタイプの人間だったらよかったんだけど、幸か不幸か、そういうタイプではなかった。
言われたことは理不尽に感じるし、「一生こうやって会社の歯車として働いていくんか」と思うと気が気じゃなかった。
こういった感情は全て、自分に働く目的がなかったことが原因だ。
つまり、働く目的を明確にしておくことが、日々の仕事のやりがいに繋がる。将来のビジョンが何もない人は、何やってもつまらないだけ。
会社をいかに踏み台にできるか

会社は自分のスキルを伸ばすところだと位置付けたほうがいい。例えば、自分だったら、今はマーケティングやプログラミングを学びたいと思っているので、そういうところをやらせてもらえる会社に行けばいい。
そうしたら給料をもらいながら会社のノウハウを学べる。そして自分でサービスを作り出す時に活かせばいい。独学だとどうしても時間がかかる。会社にはより詳しい先輩もいるし、上司もいるし、何より、ノウハウがある。
そのノウハウ全てを吸収してから潔く辞めて起業するぐらいのマインドを持っていた方が仕事は続けやすい。
もしぼくが今、サラリーマンとして仕事を探すのであれば、独立できることを前提にして仕事を探す。
例えば、「証券ディーラー」
証券ディーラーは会社のお金で株を売買して利ざやを得る職業。自分がFXをかじり出して、初めてこの職業のことを知りました。
「将来は株で食っていきたい!」ってなった時に、証券ディーラーとして経験を積むのは選択肢としてありだと思う。ディーラーとしての売買制限はあるみたいだけど(持ち株を一定期間売却できない、個人でFXできない、他社で証券口座を開設できないなど)、個人投資家として生きていきたいのであれば考えてもいい選択肢のハズだ。
だって給料を貰いながら、会社のお金でトレードできるんだから。大学の時はこんな仕事があるなんて知らなかった。ほんと無知は大罪だわ。当時から、「金稼ぎたい!!」って思ってたし、少なくとも金融には興味関心があったし、投資家ってお金持ちになれる仕事だから、大学の時に知ってたら詳しく調べてたハズ。
なんなら少し前にディーラーになるのもありやなって思ってたぐらい。完全実力の世界だから甘くはないし、あんまり言い過ぎるとディーラーの方に失礼だからこの辺で控えておく。
あとは「プログラマー」
今、僕が興味関心を抱いている分野。そもそもこういう専門領域の仕事って、文系の自分にはできないと思っていた。というのは、専門学校を卒業した人間しか就くことができない職業だと思っていたから。あと、「文系の自分には営業職しかない」というステレオタイプを持ってたのはまちがいない。
「いくつになってもやりたいことはやれる」という考え方を身につけたからこそ、「今からでもプログラミング勉強しよう」ってなってるし。無料で学べるオンラインスクールもある。そもそもやりたいこと書き出したら「アプリを作ってみたい」ってのが出てきたから、やっぱりきっと興味関心がそっちよりの人間だったんだろうか。
フラッシュ倉庫の時代からネットは見てるし、小学生の時からタイピングは相当早かったし。あとSEとかそっち系の仕事ってかなりブラックなイメージあったからとにかく避けてたのはある。でもやっぱりこれからの時代を支えていくのはぜったいITだわ。それに場所を限定しないで働けるから自分の理想のワークスタイルと合っている。
こんな感じに社会に出てから
「こんな仕事あったんだ!」
「未経験でもよかったんだ!」
「営業だけが選択肢じゃなかったんだ!」
って思うことがかなりある。大学時代に気付いていれば、また自分の将来も変わっていたのかもしれない。大学時代には世の中にはいろんな仕事があるってことを理解しておきたいね。文系のぼくはマジで営業職しかないと思っていたから。アホすぎて笑う。
新卒を辞めたいもう一つの理由は人間関係

正直、職場のストレスの大半を占めるのが人間関係だ。
おもしろくない仕事だとしても、働く人によっては楽しくなったりする。誰と働くかというのは死ぬほど重要なことだ。
飽き性のぼくが学生時代にコンビニのアルバイトを丸々4年間続けられたかというと、店長がいい人すぎたから。
働いていたコンビニ近辺に行く時があれば、普通に挨拶に行くレベル。元バイト先に挨拶行くってなかなかないでしょ??店長も好きだったし、働いていた人との間にストレスが一切なかったから楽しく仕事することができた。
新卒の販売の仕事に話を戻そう。
新卒でアパレル販売員をしていた時は販売はわりと好きだけど、労働環境や人間関係がしんどすぎた。
先輩や上司にクソみたいな人がいると、楽しいことも楽しくなくなってしまう。500人いる販売スタッフの中で3位という好成績を残した時は最高の先輩に恵まれていたから。
あの時は本当にやりやすく仕事させてくれたから自分の力をフルに発揮できたんだと思う。人手が足りないのわかってたから、先輩のために休日出勤してちょっとでも負担減らそうとしてたレベル。普通に楽しかった。
結局、誰と働くかというのも仕事においてはかなり重要になってくる。多分給料よりもこっちのが大事。あまりに低賃金で生活できないのであれば、即刻転職するべきだけど、そういう人がなんやかんや踏み出せないのは、「人がいいから」って理由が肌感覚として多い。
職場の雰囲気がいいだけで、仕事は意外と捗るものだし、楽しく働ける。それぐらい誰と働くかっていうのは重要。
ただ残念なことに、入社するまで誰と働くかわからないんだよね。配属される部署によっては、とんでもない人がいたりするし。
基本的にはいい人ばっかりなんだけど、揚げ足取りの人ってマジでいるし、「なんでコイツこんな働くモチベーション下げてくるの上手なん?」って人もザラにいるんで、そういうのは注意していただきたい。
だからこそ、そういうのをある程度許容できるコミュ力をつけないとダメだよね。人間関係で職場を辞めた人は次も人間関係で職場を辞める可能性が高いから。
やりたいことがあるんですっていうポジティブな転職は次の転職先も見つけやすいし、人事も納得させやすいけど、人間関係拗らせて辞めましたっていうといいは印象一つもないからね。
この記事のまとめ
将来のビジョンを明確にすることで働く目的を見出し、会社を踏み台にせよ!
ちなみに会社側も「踏み台にしてくれるぐらいバリバリやってくれる人」がたくさんいた方が嬉しいハズだよ。
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