元せどらーのふみです。
せどりという言葉を知らない人にせどりがどんなものなのかお伝えします。
この記事を読めば、
せどりというものがなんなのか大枠を理解することができます。
はじめに書いておきますが、このブログはよくあるせどりで稼ぐためのノウハウブログではありません。
稼ぐことにフォーカスしたノウハウも今後書くつもりはありません。
ぼくはせどりで生計を立てていた時もありましたが、今はエンジニアを目指しています。
ノウハウをお求めの方は他のブログに行ってください。
せどりをしていた人間はなかなかいないと思うので、せどりを知らない人が興味本位で見ていただければ幸いです。
サクッと読める目次
せどりとは?
せどり=転売
です。
めちゃくちゃシンプル。
安く仕入れて高く売る商売です。
これだけです。
では
- どこで仕入れるのか
- 何を仕入れるのか
- どこで販売するのか
具体的に説明していきましょう。
どこで仕入れるのか
仕入先は大きく2つに分けられます。
実店舗からの仕入れとネットからの仕入れです。
実店舗だと
- 家電量販店
- スーパー
- ホームセンター
- コンビニ
- リサイクルショップ
が挙げられます。
具体的には
家電量販店だと、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオン、ヤマダ電機、ケーズデンキ、Joshinなどです。
スーパーだと、イオンやドン・キホーテが当てはまります。
ホームセンターだと、コーナン、カインズなどです。
コンビニは言わずもがなですね。
リサイクルショップは、地域によって様々です。大手でいうとセカンドストリートやトレジャーファクトリーとかですかね。
ネットだと
- オークションサイト
- ネットショップ
- フリマアプリ
です。
具体的には、
オークションサイトは言わずと知れたヤフーオークション。
ネットショップは大手家電量販店のネットショップや、メーカーのネットショップ。
フリマは、メルカリや、ラクマなどです。
何を仕入れるのか
- 生活家電
- PC・周辺機器
- ゲーム機
- おもちゃ
- 本
などです。
ぼくは、炊飯器や、ルーター、ゲームソフト、戦隊モノのおもちゃなどを販売していました。
どこで販売するのか
- ネットオークションサイト
- ECサイト
などです。
具体的には、
ヤフオク、メルカリ、Amazonですね。
ぼくはAmazonメインで販売していました。
副業でやっていた時のAmazonの売上実績がコチラ↓↓

193,274円の入金がありますね!
これはあくまでも売上なので、ここから仕入れ費用や諸経費が引かれて残った分が利益となります。
せどりは安く仕入れて高く売るシンプルなビジネス
せどりをすることで、安く仕入れて高く売るという商売の基本を学ぶことができます。
どんな小売業も例外なく、商品を安く仕入れ、より高く売るという商売をしています。
せどりと小売りの違いは、その仕入れ先がどこになるのかの違いです。
一般的に商品の商流は、
メーカー
↓
卸業者・小売業者
↓
消費者
になっています。
ルーターを例にとって考えてみましょう。
BUFFALOでルーターが開発される(メーカー)
↓
卸業者や家電量販店がルーターを仕入れる(卸業者・小売業者)
↓
消費者がルーターを購入する(消費者)
シンプルですよね。
せどりはどのような商流になるのかと言いますと、
メーカー
↓
卸業者・小売業者 → せどらー
↓ ↓
消費者 消費者
という感じです。
卸業者や小売業者から、あえて仕入れして、消費者に販売するという販路になります。
なぜ、卸業者や小売業者から仕入れることが可能なのか
勘のいい人であればお気づきかと思うのですが、
小売業者から仕入れて消費者に販売して利益が出るの?
という疑問が出てくると思います。
結論は出ます。
厳密にいうと、利益の出る商品を探すというのが答えになります。
なぜ小売業者や卸売業者から仕入れをして利益が出るのか、理由を説明していきますね。
商品には全て市場価格がついています。
価値のあるものは値上がりし、価値のないものは値下がりします。
例えば、需要のあるものは値上がりし、需要のないものは値下がりします。
せどりは値下がりしている時に買い、値上がりしている時に売り、利ざやを稼ぐという商売なんです。
株やFX、ビットコインを代表とする暗号通貨で利ざやを抜くときも同じ構造です。
株価が下がっている時に買い、株価が上がった時に売り、その利ざやを抜きます。
この取引を専門用語で裁定取引といいます。アービトラージとも言います。
時代やニーズなどを察知して市場価格の変化を利用し、取引を成立させ利ざやを抜く商売がせどりなのです。
せどり=転売は悪なのか
せどりは転売です。
転売と聞くと悪いイメージを持つ方がほとんどだと思います。
転売は、商品によって善悪が変わると考えています。
商品がそこに存在すれば、必ず転売する人間が出てきます。
世の中の仕組みがそうなっているんです。
ピンハネ問題
例えば、卸業者はメーカーから大量ロットで安く発注し、下請けに商品をばら撒きます。
その下請けがさらに下請けに商品を流し、マージンを抜いて、さらに下請けに流します。そうしてマージンが抜かれていって、最終消費者の手元に届くという構図になっています。
いわゆるピンハネというやつです。
悪い言い方をすれば、あなたが手に取っている商品は、いろんな業者によってマージンが抜かれた後の抜け殻です。
もちろん全ての商品に当てはまるわけではありませんが、消費者の見えないところで、こういったやり取りはされています。
これはどの業界にもあります。
不動産の売買にももちろんありますし、最近でいうと福島原発の派遣作業員のピンハネ問題もありましたね。
原発の作業員なんかは5次受けぐらいまであったと聞くので、さすがにそこまでいくのはやりすぎですが、世の中そんなもんなんですよ。
代理店がこの世に腐るほどあるのは、代理店が中間マージンを抜いているからです。そういう商売なんです。
転売批判はどうあるべきか
こういった世の中の仕組みをしっかり理解した上で、転売批判はあるべきだと思うんです。
あとは倫理観の問題。
ぼくは儲かるからといってニンテンドースイッチに飛びつきたいとは思いませんし、派遣労働者をむげに扱う4次下請けも5次下請けもやりたくありません。
世の中の人みんなが本当の意味でWin-Winになるような、より良い社会を作っていきたい。
絵空事と言われても構いません。少なくとも自分と関わる人は幸せになってほしいですね。
ぼくはせどりからいろんなことを学びました。
せどりを始めなくても、ぼくの学びをブログにアウトプットしていくので、それを読んで少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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