女性専用車両に乗る男性の心理を理解できないからJRに問い合わせてみた

女性専用車両


スポンサーリンク

どうも、ふみ(@fumidadada)です。

YouTubeで女性専用車両に乗ってる男が女性と揉めている動画をちょくちょく見かけます。

僕は女性専用車両に乗っている男性を全く理解することができません。

そもそも、男って女性専用車両に乗れるんかいってことが気になったので、JR西日本に問い合わせてみました。

どうやら男の人がいう「法律上では男も乗れる」というのは間違いではないようです。

この女性専用車両の問題に関して色々思うことがあったので記事にしてみました。


スポンサーリンク

女性専用車両に男性が乗ることは法律違反ではない

まずは、

「女性専用車両に乗る男はおかしい!!!」

と感情論で一蹴する前に現在の法律について触れておきましょう。現在の法律は以下の通り。

女性専用車両については鉄道営業法34条で「制止を肯せすして左の所為を為したる者は十円以下の科料に処す」と定めている。該当する行為として「婦人の為に設けたる待合室及車室等に男子妄に立入りたるとき」(同2号)をあげている。

ふみ
・・・難しい言葉が並んでて読む気になれない

簡単にいうと、女性のために作った待合室や車室に男性が入った時は罰としてお金払ってもらうよ」ってことです。

・・・ん???女性専用車両って女性のために設けた車室には当てはまらないのかな?当てはまれば法律違反だよね?

と思い、ネットで調べてみてもイマイチ信用できなかったので、女性専用車両ってなんなのーってことを国土交通省とJR西日本に問い合わせのメールをしてみました。

女性専用車両に関する問い合わせのJR西日本からの回答

女性専用車両

国土交通省は7日経っても連絡が返ってこないのでスルーで。回答は必要なところだけ抜粋しております。

 

疑問① 結局、女性専用車両には誰が乗れるのか

以下、JR西日本の回答。

女性専用車には、女性のお客様のほかに、小学6年生以下の男性のお客様やお身体の不自由なお客様(介助者を含む)もご利用いただけます。

なるほど。小学生の男の子と、介助者と身体の不自由な男性も乗れるということですね。

疑問② 女性専用車両に男性が乗ることは法律違反ではないのか

以下、JR西日本の回答。

女性専用車は「ご利用いただけるお客様」について、法的な強制力はございませんが、女性専用車の設定目的効果を最大限に発揮するためには、ほかのお客様のご理解とご協力が不可欠だと考えております。何卒、ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

なるほど。男が乗っても法律違反ではないんですね。でも、、、

ふみ
・・・設定目的効果ってなんやねん。

 

以上の回答のまとめとして、「男性も乗れます」という記述はどこにもみつかりませんでした。ただ、『「ご利用いただけるお客様」について、法的な強制力はございません』とあることは、一応男も乗れるんやでってことを示唆していますね。

『ご理解とご協力が不可欠』と書いてるってことはとりあえず男には乗って欲しくないんだぜってニュアンスが見てとれます。

女性優先車両に男は乗るべきではない

女性専用車両

女性専用車両には男性も乗れるってことがわかりました。でも女性専用と書いてある車両に乗り込む男性って変人でしょう。

こればっかりは、どうしようもない。人によって道徳やモラルの基準は違うし、数値化や可視化できないものだから。

彼らが

「女性専用車両に乗ることなんて普通じゃない?法律的に問題ないんだし。」

というモラルを持っていたらそれが彼にとっての「普通の基準」だからしょうがない。

あと女性に伝えたいことがありまして、それは、

男も乗れるんだから不快に思われても注意喚起するのは辞めたほうがいい

ってことです。踏めば地雷。自ら女性専用車に乗り込む変人に声かけて注意する必要なんてないです。むしろ離れるべきでしょう。

女性専用車両問題は根が深い

女性専用車両

女性専用っていう法的効力まで使ってしまうと、男女差別に繋がるから明示していないんだろうなー。

個人的には女性しか乗れないって法律作ってしまってもいいと思いますけどね。曖昧にしている点がこの問題を引き起こしているように思えるから。

「じゃぁ女性優先の方がニュアンスとして伝わるんじゃね?

ってなっても一般車両の「優先席」と同等の効果を発揮してしまって、男がめっちゃ乗ってくるに違いない。

JRさんのいう設定目的効果とやらを最大限に考えた時は「女性優先」という名称よりも「女性専用」という名称の方が効力が高いんだだろうなー。

ただ「女性専用」という言葉を使っていると女性だけが使うことを許されるニュアンスに聞こえる。

女の人が「女性しか乗ることができない」と判断してもしょうがないだろう。

なかなか難しいところやなー。。

 

壇蜜さんが

本来、矛先を向けるべきなのは痴漢だったりだと思うんですけど、問題を解決しようとしている痴漢対策の方に敵意がいっているのは心配

と言及していたようなのですが、これ聞いたときに確かに納得してしまいました。そもそも悪いのは痴漢でしたね。

だからこそ、男女が納得するような落とし所を明確することが大事なのではないかなと思います。

女性専用車両のトラブルを避けるためには無視することが一番

女性専用車両

YouTubeの動画をみて思ったのが、男性は

「法律上も乗れる」

ということを武器にして乗っているなーってことです。この武器を振り回す時って決まって女性から声かけて注意をした時なんですよね。

イメージとしてはこんな感じ↓

女の人「すいません、男性は乗れません、降りてください。」

男の人「(・・・キタッ!)法律上は乗れるから!!!」

このエンドレスループ。見ててアホらしくなってきます。

わざわざ動画を撮るってことはある程度、男性は女性に注意喚起をされるということを想定しているのでしょう。しかも法律を盾にしてブンブンカウンターを打ってきます。

カウンターを食らわないようにするには声かけて注意しなければいいのです。つまり、無視すればいいのです

話しかけさえしなければ、彼らのカウンターを食らうことはありません。

女性専用車両問題のまとめ

法律上は彼らは女性専用車両に乗ることができる。

ですが、女性専用車両に乗る男性のほとんどは「法律上は乗れます」というカウンター待ちであることを肝に命じておきましょう。「男性は降りてください」などと注意すると漏れなくカウンターを食らうことになります。

彼らはカウンター待ちのため、女性に話しかけられることを望んでいるのでしょう。

であれば、極力関わらないようにしたいところです。不審な動きがあれば、駅員に相談すればいいですし。

女性は寛大な心でモラルなき男性を見守ってほしい。。男として情けなくなるなぁ。なんかすいません。。。

 

こちらの記事もよく読まれています

>>女性からデートに誘われた男心はたいがいハッピーだよ

>>モテない女の特徴は容姿にある?!ブスでモテない女と美人でモテる女の特徴

 

スポンサーリンク







女性専用車両

4 件のコメント

  • 記事読ませて頂きました。

    今まで何故、彼等が抗議の矛先を痴漢犯罪者ではなく被害者へ向けるのか理解できませんでしたが、ふみさんの記事を読んで、彼等は男性差別だと、法律上乗れるんだと言うには、被害者側をわざと不快や恐怖に陥れて、そのカウンターとして主張するのが楽という、ただただ最低の人間だという事がわかりました。

    何故原因を作った痴漢犯罪者へは、一切何もしないのか今まで腑に落ちなかったのですが、彼等に信念などないとわかり、とても納得しました。

    また、無視が1番とトラブル回避をすすめて下さりありがとうございます。
    現時点では本当にそれしかなく、多くの人が見れるブログで発信していただき感謝です。

    これからもブログ拝見させて頂きます^^
    長文失礼致しました。

    • s.a様
      コメントありがとうございます!
      彼らは、法律上乗れるって言いたいだけのゲームを楽しんでいるようにさえ思います。
      同じ男として見ていてかなり不快ですね。
      変人に話しかけても、相手の思うツボだと思うので、無視を決め込むのが一番だと思います。
      もし、変人を見かけたら、ご注意くださいね。

  • 肝心の34条をスルーさせてしまったら、本題は意味がなくなりますね
    34条は女性専用車両には関係ないのですよ
    車輌を指すものではないからです…
    はい
    結論を言えば
    大阪地裁の判例でも
    “立ち入ることを禁ずるものではない”
    となってます…

    何故ならば女性専用車両は車室に当たらないから…
    しかし、ここからが皆さんがよく間違えるところです…
    大阪地裁の判例はあくまでも
    “立ち入ることを禁ずるものではない”
    なのです…
    ですので
    “立ち入ることは良いが、乗車することも良いとは言えないのですよ”

    解りますか?

    裁判は当事者から標示された内容で判断され、標示された内容のみに対して判決が出るのです

    あくまでも判決は
    “立ち入ることを禁ずるものではない”
    なのです

  • コメントを残す

    ABOUTこの記事をかいた人

    正社員SESエンジニア。販売と営業とせどりができます。現在は業務系のシステムを開発中。業務委託でコーポレートサイトの作成やWebアプリケーションの開発を経験。未経験からエンジニアを目指す情報発信しています。